私は12月上旬、兵庫県神戸市を4泊5日で訪れました。行き先は、元町駅～神戸駅の高架下にある「元町高架通商店街」
通称“モトコ―”と呼ばれ、地元民に愛され続けている商店街です。
“モトコ―”は高架下にあるので、電車が通るたびに大きな音が鳴り響いたり、喫茶店では飲み物が揺れていたり…（笑）
初めて高架下の商店街に行った私にとって、不思議な現象が起こる空間でしたが、お店の方々や、地元の人々はそれが当たり前なので、「今、電車が通ったから＠時＠＠分やで！」とか「今の音は、普通電車やなくて新快速やな。」という言葉がいたるところでちらほらと…。
そこにいる人たちにとって、電車は時計のような感覚で生活の一部となっていました。
私もそこに数日滞在していたので、最後の方は音によってどの電車が通ったのかだいたい聞き取れるようになっていました。
でも“モトコ―”には更に不思議な空間がっ！
コンバースのシューズだけを売っている専門店。コンバースシューズの専門店はコンバースだけで数千足扱っていて、デッドストックの商品も扱っていて珍品がザックザック！スニーカー好きの私にとって、そこはまさにワクワクが溢れた空間でした！！
他にも、品数が大量すぎて店員さんさえも商品の場所を１から探すレコード店やデッドストックの商品を扱う洋服屋さん。思わず「ガラクタちゃうの！？」って目を疑った、テレビのリモコンを売っているお店では、店員さん曰くリモコン目当てに買いに来る人もいるのだとか…。「ほんまかいな！」って思っちゃいましたが。（笑）
とにかくカオスな世界が広がっているんです！でも何よりも私が日に日に惹かれていったのは、お店の方々の人柄でした。
ある喫茶店のおばちゃんは、話すのが大好きで、話も上手い！80歳を超えているのに凄く元気でパワフルで…私の方が圧倒的に若いはずなのに負けている感じがしました。
特に心に残った言葉は『生まれ変わっても、モトコ―でお店をしたい』と…。
なかなか言い切れない言葉だと思いませんか？それほど地元を、“モトコ―”を愛しているのだなと感じました。
…と、このようにワクワクの連続だった4日間を過ごしていた私ですが、実は旅行に来ていたわけではありません！
「たけしのニッポンのミカタ！」という番組の取材で訪れていました。
この番組では、全国の様々な場所にロケに行くことが多いのですが、今回は「発掘」というテーマで「こんな不思議な場所があった!!」ということで元町高架通商店街にスポットを当て取材をしました。
取材をする上で、取材対象者との関係性の築き方や聞き出したいエピソードをいかに喋ってもらえるかという部分には苦労するとおもいますが、私自身、大学が関西だったこともあり関西弁が飛び交う空間がすごく心地良くて本当にお母さんや親戚のおばちゃんの話を聞くような感じで、ワクワクしながら自然と感じたワクワク感が番組が発信するメッセージへと繋がったのです。
番組に携わることで、様々な人に出会うことができます。そこから、自分の世界観が広がったり、頑張る勇気をもらったり、感動したり…とにかく刺激を沢山受けます。まだワタシは入社2年目ですが、普通では経験できないことも経験させていただき、人としても成長させてもらっていると感じる日々の連続です。
- 仕事内容
-
私は2年目のADです。仕事内容としては、ロケの仕込みや収録準備、日常業務まで幅広くあります。ディレクターさんがスムーズにロケや編集などの作業を行えるように準備することが大切です。ADの仕事の仕方が、ディレクターさんをはじめ様々な人に影響を及ぼしてしまうので、細かなことにもこだわることが大切だと思います。
- 仕事のここが面白い！
-
この業界は、普通だと経験できないことを経験することができます。「幼い頃からテレビで見ていた芸能人に会う」「自分に影響を与えてくれた憧れの人に会う」「行ったことがない場所に行く」などなど…。毎日が凄く新鮮で、色んな人に出会い、新たな世界を見ることができる仕事なので、沢山刺激を受け、自身の価値観が広がっていくことを実感できることが面白いです。
- これからやりたいこと！
-
まずは早く一人前のADになること。そのために沢山の番組を経験したいと思います。また私はスポーツが好きです。スポーツは言葉にできない感動や、無言のメッセージを与え、人に大きな影響を与えるものだと思います。そんなスポーツに関わる番組企画を考えたり、スポーツ番組に携わったりすることで沢山の人に影響を与えられる人間になりたいです。
みんなの「ワクワク」をもっと見る！
TOP